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各種製品紹介【通常品】 |
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この、京商の「マスターズコレクション」(以下マスターズと略)とは、コールドキャスト(ポリストーンという樹脂)の総ムクでできたハンドメイドのボディーを持つミニカーシリーズです。そのなかに「バスシリーズ」があり、これまで多くのアイテムが発売され、さらに今後もアイテムが続々と発売される模様です。 |
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これまで、一般の国内の乗合バスミニカーというのは基本的に「おもちゃ」しかありませんでした。また、模型としてあったとしても、それは鉄道模型の150分の1スケールのストラクチャーの域を超えるものはなく、それ以外はボンネットバスのプラモデルが少し発売されているだけでした。こうした模型の「空白地帯」に、最新型のバスをモデル化し、初めて殴りこみをかけたのがこのマスターズということができましょう。 また、これまでのモノとは大きく異なるのが、いずれのモデルも実車の特定番号車を忠実にモデル化している点で、(一部モデル除く)このあたりがおもちゃではなくモデルであると断言できる所以でもありましょう。バスとは関係の深いバスという乗り物をモデルにする際に、購買層が若干鉄道模型と重なることを予想したのかどうかは定かではありませんが、このように鉄道鉄道模型的なアプローチでバスをモデライズした京商には、賞賛を送りたいと思います。 まずは、このマスターズのこれまでの発売のあゆみと、その製品たちをを見てみたいと思います。 |
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実は、このマスターズが発売される前に、神奈川中央交通が、80分の1というこのマスターズと同じスケールのコールドキャスト製モデル(さようなら波型デザイン車)を発売しています。 |
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非常に美しい塗装で、発売時にはバスファンの注目が集まったのですが、このモデルを製造していたのが京商でした。ですから、このマスターズシリーズを発売する前に、神奈川中央交通の特注品が実質的にはマスターズの第1弾として世に送り出されていた、という見方も出来るでしょう。 |
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その後、いよいよ京商が直売するマスターズのバスシリーズ第1弾が、一般流通しました。東京都交通局 CNGノンステップバスUD車、西武バススロープ板つき路線バスUD車、京浜急行電鉄ノンステップ路線バス三菱車の3種類がリリースされ、いずれもあっという間に完売となり、店頭から姿を消しました。 |
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出来はいずれもファンの期待を裏切らない正確なディチールと美しい塗装で、これまでバスファン、中でもバスモデルファンが抱いていた悶々とした思いを吹き飛ばすような製品の登場でした。 左写真:第一弾で発売され瞬く間に売り切れた西武バスUA。 |
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そして、この第1弾の好調を受け、その後続々とさまざまなアイテムが発売されてきました。 第2弾では国際興業 ノンステップ路線バス いすゞ車キュービックボディー、横浜市交通局 ノンステップバス 日野車、東武バスタイプ路線バス いすゞ車ノンステップキュービック |
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ボディー正面窓センターピラー付きタイプが発売、さらにこのうち国際興業タイプは国際興業社内向け、また直売用にケースの印字が異なる別バージョンもありました。 |
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第3弾は、当時話題となっていた(今では当たり前になってしまいましたが…)東京都交通局のラッピングバス(ロッテグリーンガム)いすゞLV324K、(ロッテクールミントガム)いすゞLV380N、(プラレール)UDのUA440、(トミカ)いすゞLV324Kの4タイプが発売されました。これらもいずれも印刷などをうまく使った精密な塗装が印象的でした。 |
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ここまでは比較的新しいタイプの車両が続きましたが、続く第4弾では突然旧タイプの車両も登場し、注目されました。 |
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上写真:第4弾で発売された1台、関東バス。関東バスとメーカーの共同で開発されたという少数派、マニアックな形式を製品化するあたりがマスターズらしい。 |
このあたりのモデルと前後して、京商直売ではなく、バス事業者特注で、このマスターズと同様の仕様のモデルが数点発売されています。まずは第1弾でも登場した西武バスが、ノンステップのUD車 UA272を発売しました。この製品は塗装が第1弾に比べ若干粗雑な印象があり、売れ行きはいまいちだったようです。そして一気に半年で6アイテムもの発売を行ったのが、これまでもご紹介してきた「東急バスミニチュアバスモデルシリーズ」でした。このモデルの詳細については、専門のページをご覧ください。 |
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そして、第0弾?として波型デザイン車の発売をした神奈川中央交通も、第2弾として、2種類の「スヌーピーバス」を発売しています。両者とも最新の三菱のニューエアロボディーを持つ車両をモデル化していますが、微妙に塗装が異なる2種類を美しく再現していました。 さて、本題に戻ってマスターズのほうも、着々とアイテムを増やしてきました。第5弾は、相模鉄道 路線バス いすゞ車(富士重新7Eボディーの旧塗装復刻車)を発売 |
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これは同車の創立50周年のコメントが台座にプリントされており、これまでの製品とは若干位置づけが異なったようです。 続いて第6弾は、一気に懐かしい、ボンネットバスの展開となり、山形交通(ぎんれい号)、 国際興業(さわらび号)がラインナップされました。しかし、この2種類も型はきちんと作り分けられており、同社のこだわりが感じられます。 |
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その後少し遅れて、これも懐かしく、大変貴重な日本最初のモノコックボディー、リアエンジンバス試作車の富士重工業製「ふじ号」も製品化されました。この懐かしい3アイテムとも、実車が保存されている車両の発売となっているあたり、同社のセンスを感じます。 |
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下写真:第6弾の中の1台、富士重工業製の「ふじ号」。独特の彫りの深いマスクも見事に再現、塗装も美しくシリーズの中でも屈指の秀作であるといえよう。 |
そして第7弾は、横浜交通局(マリノスケ号) 三菱ワンステップ車が単発で発売され、第4弾に続くラッピング車のモデルとなりました。こちらも美しい塗装が決まった製品です。 さらに快進撃は続き、第8弾はまたまたグッと懐かしい日野ボンネットバスBH−1メーカーカタログモデルと、いすゞボンネットバスBXD50型で、現役として活躍する西東京バス夕焼け小焼け号の2種類がリリースされました。 |
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さすがにここまでシリーズが出てきますと、作りも安定しており美しい塗装が魅力の製品でした。 そしてその少し後に第9弾目としてこれまでも多くリリースされてきた都営バスのラッピング車の中から、葛西営業所に所属している日野車の V-X607号車がリリースされました。 |
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この1台は「ジャガー」のラッピングバスで、第2回東京野外広告コンクール特別部門 東京都知事賞受賞車というコメントも書かれていました。実車のメトロ窓や正面ライト間にある行灯といった細かいディティールも正確に再現しています。 |
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その後は若干間隔を置いて、これまでのシリーズとは若干位置づけが異なっていたようですが、日野自動車が発売したミニバス「ポンチョ」のカタログモデル塗装車が発売されました。実車も非常に小さな車両なのですが、その小ささも見事に再現されているため、バスのモデルと並べてみるとコンパクトで物足りない印象すら受けます。ただ塗装などは非常に美しく、新時代のバスの姿を的確にとらえた製品ということが出来ましょう。 さらに日野シリーズのリリースが続きました。第10弾として遠州鉄道の最新鋭のノンステップバス、日野HRの11m車がリリースされました。初めてとなるLED表示車を再現していますが、美しいマーキングと塗装で破綻なく仕上がっています。このあたりの製品に至ると、塗装も相当安定して個体差が相当解消されてきたのも、購入する側としてはうれしいことです。 |
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HRに続いて発売されたのが、これまた懐かしく一時代を代表する車両、BU04Dの国際興業バスでした。 |
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現在でも現役車が風前の灯ながらも存在するBUという車種選定も非常に見事でした。モデルの出来もBUのスタイルを文句なく再現しており、今後もBUで多様なバリエーションの製品化を期待してしまいたくなるすばらしいものでした。 |
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こその後もマスターズコレクション快進撃は続き、2003年8月には最新の燃料電池バスのメーカーデモ車、日野FCHVと、懐かしい江ノ島鎌倉観光のいすゞBA10がラインナップに加わる予定です。 |
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このような、本当に時代の最先端を行くバスと、BA10という非常に渋いなつかしのバスが同時にラインナップで発売されるというのも、非常に面白い展開ということが出来ましょう。試作品も非常に美しい、そつないつくりで、発売が楽しみですね。 |
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